夏のレジャーの定番といえば海水浴。青い海の映える自砂の海岸を、潮風に吹かれながら散歩するのは最高です。とくに乾いた砂浜を裸足で歩くのは気持ちのいいものです。

実は、この「裸足で乾いた砂浜を歩くこと」が水虫治療にも効果があるといわれています。夏の強い日差しを吸収した砂浜は、まるでフライパンの上に足を置いてしまったような熱さです。日光を浴びた白砂にはマイナスイオンが含まれていて、これに高い殺菌効果があるからです。また足の裏の乾燥を促すことにもなるので、予防に一役買う可能性も。海に行く機会があったら、白砂を持ち帰って自宅で砂踏みをしてもよいでしょう。ただし、衛生面を考慮して砂踏みは必ず日光で殺菌してから、行ってください。よく砂を乾燥させておくことを忘れずに。 

ご近所や友人のお宅に行ったとき、玄関で何ともいえないいやな臭いがして、一瞬引いてしまった…という経験ありませんか? どこのお宅でも玄関には、下駄箱と何足かの靴が並んでいますね。臭いのもとは、その靴だったりします。

またそれとは逆に、靴を脱いだら自分の靴や足がくさかった、という恥ずかしい経験をした人もいるかもしれません。

靴やブーツ、スニーカーから発する悪臭の原因は、汗などの栄養と湿気で繁殖したカビ臭がほとんどです。いくらあなたが足の臭いに気を配っていても、靴に悪臭が染みついていたら、せっかくの努力もムダになってしまいます。

そこで、手軽にできる靴の消臭方法をお教えしましょう。それは、「靴の中に10円玉を入れておく」という方法です。

実は、10円玉には、悪臭を消す、すごい力があるのです。10円玉の素材である銅には、イオンの作用で臭いを発散する働きがあるのです。最近ではこの銅の効果をいかし、靴の中敷きにも銅線が入っているものが市販されているほどです。しかし、中敷きを買わなくても、10円玉を入れれば同じような効果が得られます。

やり方は、脱いだ靴の中に10円玉を3枚入れるだけ。名づけて「30円療法」です。

30円入れた靴は、乾燥した風通しのよい場所に置いておくと、さらに効果的です。また、使う10円玉は新しいものがベターですが、さびているものでもOK。今日から早速靴に30円を入れてみませんか。

水虫の人の足がきつい臭いを放つことがあります。水虫とひとことでいっても多数の種類がありますが、中でも臭いが気になるのは、足の指と指の間によくできる趾間型水虫の感染者に多く見られます。水虫だからといって誰でも足の臭いがひどくなるというわけではありませんが、足の臭いが気になる人は、まず水虫の治療から始めましょう。

水虫の撃退方法としてアメリカのバーモント州で考案されたのが酢足湯。文字どおり、お湯に酢を加えたものに足をつけるだけ、という非常に簡単な治療法です。

酢の主成分である酢酸には殺菌効果があります。たとえば食中毒を引き起こす、大腸菌やサルモネラ菌などに対して、著しい殺菌効果を発揮することが分かっています。

水虫の原因である白癖菌も、酸を嫌います。そのため、毎日酢足湯を続けることで、白癖菌を殺菌する効果が期待できます。

使用するお酢は、黒酢がペスト。黒酢は、発酵・熟成に長い期間を設けており、通常の酢よりも酢酸はもとより、クェン酸、乳酸などの体にいい有効成分が多いからです。

方法は、40度くらいのお湯1でに対して、お酢30~50mlを目安に加えてください。1日10分、足を浸したあとは、水洗いせずにタオルでふくだけにします。

どうしても足湯後の臭いが気になる人は、ふきとったあとにクリームやベビーパウダーでマッサージをしてもいいでしょう。

実際に足をつけてみると、足がピリピリすることがありますが、これは水虫が改善されている証拠。軽度の水虫の人なら、1週間ほどで完治することも。

最初は、肌の状態に合わせてお湯に入れる酢の量を調節するのもいいでしょう。薄めから次第に濃くしていくなど、自分の好みや体調に合わせて繰り返し試してみましょう。

水虫の原因となる自癖菌。白癖菌は「真菌類」といって寄生により生きていく性質をもつ真核細胞生物です。一般の細菌と違うため抗生物質では効きめがなく、専用の治療薬が必要となってきます。

ところが、台所にある食材でこの真菌類を退治してしまうものがあるのです。それが「酢」です。酢の殺菌効果はよく知られており、昔から足に酢をつけて水虫を退治する方法は、民間療法として広く用いられてきました。

水虫の完治が難しいのは、皮膚の表面だけ殺菌しても、水虫にとっていい環境がそろえば、再びぶり返すこと。それは皮膚表面だけでなく、中までももぐり込んで生き残っているものがあるため。湿気があると、また悪化するのはそのせいなのです。しかし酢は殺菌するだけでなく、中まで浸透してゆく効果があります。

ただしスーパーなどで売られている安価な酢は、皮膚表面を殺菌するだけで、中まで浸透せず、肌にもよくありません。

そこでおすすめなのが、黒酢のように長い時間をかけて発酵・熟成させてできたお酢。発酵・熟成に時間をかけたお酢は、非常に強い殺菌力があるものの、酢酸の刺激は弱いので肌にしみることかありません。また、皮膚を修復するアミノ酸や炎症を改善するビタミンB1やB2なども豊富に含んでいます。

そのようなお酢を水で薄めて塗るだけでも効果がありますが、市販の五本指靴下を使い、次の手順で「酢靴下」を行えば、よく浸透して、いっそう高い効果が得られるでしょう。

  1. 酢適量を10~20倍程度の水で薄めて、水虫のある部分にかける。症状のひどいところ、指股はとくにていねいに
  2. 指がぬれたままの状態で、五木指の靴下を履く。その上から、さらに1.をかける
  3. 靴下を履いた足をビニール袋で包み、足くび部分を輪ゴム等で止め、2時間ほどおき、最後に水できれいに洗い流す

笹だんごや笹あめ、おにぎりや餅を包むなど、日本では古くから笹の葉が食物の保存や料理に利用されてきました。これは笹の葉に、殺菌力や防腐作用が高いことを日本人が知っていたからです。

この笹の葉がもつ優れた殺菌力が、水虫治療にも効果があるといわれます。笹の殺菌作用の特徴は、細菌やカビの遺伝子を真っ先に破壊する点です。

この特徴が、自癖菌の遺伝子を破壊し、再発を抑えるのにたいへん効果的に働きかけるというわけです。

ここで紹介する「笹の葉の煮汁ローション」は、笹の殺菌力をいかして自癖菌を撃退し、足の臭い取りに効果的な方法です。

材料は笹の葉500g。これを何度も煮詰めてエキスにします。笹は漢方でも使われる。クマ笹”がペストですが、他の笹でも効果があります。

作り方は次のとおり。

  1. よく洗った笹の葉を1ヵ月ほど自然乾燥させ、細かく切る
  2. 水1Lに笹の葉を入れ、中火にかけ、200mlくらいまで煮詰める
  3. 煮詰まったものにまた水を1で足し、これを5回繰り返す
  4. 煮汁が茶褐色になったら、コーヒーフイルターなどで濾す

濾したエキスは、1日2~3回、直接患部に塗りましょう。

なお笹を煮る際に鉄鍋を使うと、笹に含まれるタンニンに反応して黒くなるので、上鍋やアルミなどを使ってください。

笹に秘められた殺菌パワーを、水虫や臭い撃退に使ってみてはいかがでしょう。